🏀 NBA DAILY LAB毎日更新
NBA百科

マジック・ジョンソン ― パスとオールラウンドさで魅せたレイカーズの司令塔

2026/9/11

マジック・ジョンソン ― パスとオールラウンドさで魅せたレイカーズの司令塔

マジック・ジョンソンは、レイカーズ一筋でキャリアを送ったポイントガードとして知られる。彼を語る上で欠かせないのが、歴代通算アシストで歴代8位となる10,141本という記録だ。ガードとしてコートを俯瞰し、味方を活かすプレーメイクの巧みさが、この数字に凝縮されている。

しかしジョンソンの凄みは、単なる「パス職人」にとどまらない点にある。レギュラーシーズンでのトリプルダブル回数は歴代4位となる138回を記録しており、これはアシストだけでなく得点やリバウンドといった複数の項目で高い水準を継続的に残していたことを示している。長身を活かしたリバウンド能力と、得点力を兼ね備えていたからこそ、ガードでありながらこれだけの回数のトリプルダブルを積み重ねられたのだ。

アシスト数とトリプルダブルの多さという二つの記録を並べてみると、そこから浮かび上がるのは「パスを配る役割」と「自らスタッツを埋める万能性」を高いレベルで両立させた選手像である。ポイントガードというポジションにありながら、得点・リバウンド・アシストのすべてで存在感を放てたからこそ、これほどの回数のトリプルダブルが可能になった。単に味方を活かすだけの司令塔ではなく、試合のあらゆる局面で数字に絡み続けられる稀有なオールラウンダーであったことを、これらの記録は物語っている。

レイカーズというフランチャイズにおいて、ジョンソンが築いたプレースタイルは、ポイントガードというポジションの可能性を大きく広げるものであった。アシストとトリプルダブルという二つの歴代上位記録は、その万能性を数字として今なお伝えている。

NBA百科(選手紹介): 当サイトのNBA歴代記録集データを元にした独自解説

← 記事一覧に戻る